もっと光を [cultivation]
カランコエを栽培するに当たって、寒さに次いで切実な問題は「光」である。このことは今までも何度か書いてきたが、光が不足すると単に徒長するだけに留まらず、種に寄りけりではあるが葉が下垂したり、花の色が抜けてしまったりする。特に我が国の冬期は(カランコエにとっては)長いため、仕方なく寒さに敏感な種を室内に取り込んで4.5ヶ月に渡る長期隔離をすることになる。休みの日が晴れて気温が10℃を越えればベランダで日光浴させたりするのだが、何しろ長期間なので4月半ばに表に出す頃には光不足で悲惨な状態になっている。毎年、犠牲者も少なからず出る。室内取り込みで保護しているつもりなのに、本末転倒である。
そこでさすがに今年は一計を案じて、対策を試してみた。大そうな言い方をしたが、要するに誰でも思いつくようなことで、植物育成用と称するLEDを設置してみたのだ。大昔のこと、水槽で魚を飼っていた時に植物育成用の蛍光灯を使うと水草の育ちが良かった記憶があって、なかなかいい案に思えた。今はどんなだかよく知らないのだが、昭和の熱帯魚水槽を知っている人は紫色の蛍光灯を見たことがあると思う。あれが植物育成用の蛍光灯である。
多少の(正直言うと結構)期待を持って、2種類のLEDを購入した。一つは平面的な照明パネル3枚組のもので、3種の光を組み合わせて全体としては紫色の光に見えるものだ。熱帯魚の蛍光灯を彷彿とさせ期待も高まるものである。もう一つはスタンド式で2本一式のものだが、色は白色でまぁ試してみましょうという感じのもの。これらを植物の頂芽から数cm~15cm辺りに設置し、12時間/日照射した。
いつものように長々と書いたが、4.5ヶ月を経るまでもなく1ヶ月も経たないうちにLED下のカランコエ達は、いつもの冬と同じく葉を下垂させてしまった。とは言えいつもの冬のように光不足で死んでしまった株はほぼなかった(死んだ株はあるが光不足が原因ではなさそうだ)。
いつものように長々と書いたが、4.5ヶ月を経るまでもなく1ヶ月も経たないうちにLED下のカランコエ達は、いつもの冬と同じく葉を下垂させてしまった。とは言えいつもの冬のように光不足で死んでしまった株はほぼなかった(死んだ株はあるが光不足が原因ではなさそうだ)。
実験的な導入とは言いながら、例年との比較とか同種の植物を2種の光の下で変化を比較する等の実験的なことはしなかった。なので単に感覚的な「感想」しか述べられないが、白い光のスタンド式の方が成績が良かった。こちらの方が見た目で「明るい」のだ。極めて単純に考えるとカランコエは光の質(波長)より、照度の方が重要であると思えた。
次の冬はどう対応してみようかと、あと5ヶ月の間に考えねばならない。
次の冬はどう対応してみようかと、あと5ヶ月の間に考えねばならない。
とか呑気なことを書いてしまったが、今のお祭り騒ぎが今後どういう方向に舵取りされるかで、人々の生活は劇的な方向転換を迫られる。既に人生を変えられてしまった人が数多くいるが、今後の世界経済は言うに及ばず、米国大統領選の結果次第では趣味を楽しむこともかなわぬ世界に転じていくかもしれない。今個人に出来るのは、せいぜいおかしなことはおかしいと言い(思い)、同調圧力に負けないことだと思う。
最近、本題と関係ないこの手の事をよく書いているが、書かずにはいられない状況と感じているので御容赦願いたい。それにしても最近は気力低下で月に1回の投稿しかできない。。。
最近、本題と関係ないこの手の事をよく書いているが、書かずにはいられない状況と感じているので御容赦願いたい。それにしても最近は気力低下で月に1回の投稿しかできない。。。