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街角のカランコエ;埼玉県某市薬局跡 [others]

 各地の温室で見たカランコエを記録するだけでは片手落ちと思い、公共の花壇やその他(掲載許可を頂いた店など)も記録していきたいと思います。と言いつつ、今回だけかもしれません。

 

 写真は埼玉県某市の薬局が置いていたプランター(?)ですが、薬局は昨年廃業してプランターだけ未だ放置されていて、そこに胡蝶の舞Kalanchoe laxifloraが繁茂しています。この和名と学名の関係については、いずれ取り上げたいと思いますが取りあえず種としてはKalanchoe laxifloraです。

 201213の冬には雪に埋もれたりもしていましたが、何とか生き抜いてきました。かなり寒くなるといわれるこの冬も無事乗り切れるか、密かに見守りたいと思います。もし日本の冬を越せるようであれば、今度は帰化の可能性という別の問題が生じます。現在1000種を越す帰化植物が更に増えるのは、やっぱり宜しくないです。

ラクシフローラIMG_6310.JPG

管理する人もいないプランターに蔓延る胡蝶の舞

ラクシフローラIMG_6311.JPG

 蕾をつけ始めています。

 

 上の掲載写真は11/24に撮影して、その後寒くなっているので、またこの場所を訪れたときに冬越しの様子をアップできれば、と思います。野生化はしないで欲しいけど、生きながらえて欲しい、複雑な心境です。

 

 カランコエの大半の種は寒さに弱いので、逃げ出して増殖する不定芽の植物も冬は越せないようです。下の写真は上記の隣の市で民家から逃げ出して塀と縁石の間に増殖していたクローンコエですが、冬が越せずに淘汰されてしまいました。なんかかわいそう。

クローンコエ路肩TP2070019.jpg

 

 

 次は杉並区西荻窪の女子大通りの柱に括りつけられた多肉オブジェの残骸。

ラウイ(ラウヒー)が何とかひと冬生き延びて、今度は乾燥で死にそうです。

 女子大通り.jpg

 

 今日も街かどで頑張るカランコ達にエールを送ります。

 


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