暖冬のラクシフローラ
犠牲者を多く出した昨年の寒過ぎる冬と暑過ぎる夏を乗り越え、今年はここ埼玉でも比較的暖冬であった。この6年間、毎年冬になるとベランダに水を入れたバケツを置いて氷が張るか見るようにしているのだが、1、2月に氷が張らなかったのは2016年の冬に続き3年ぶり2度目である。今年は普段なら気が緩んでくる2/9~2/15にかけて厳寒の戻りのようなものがあって、陽当たりなしの低温続きで参ったのではある。加えて休みの度に寒かったり、天気が悪かったりで室内に取り込んだカランコエ達を外に出して日光に当ててやる機会が少なく、光不足のダメージが深刻になっている。
とはいうものの暖冬の恩恵は大きいようで、近所を廻ったときに冬を生き抜いたラクシフローラたちに出会えた。今回はそのスナップである。どういうわけか私はこのラクシフローラが好きで、とても魅せられてしまうのだ(似たようなフェッシェンコイはそこまでではないが)。
とはいうものの暖冬の恩恵は大きいようで、近所を廻ったときに冬を生き抜いたラクシフローラたちに出会えた。今回はそのスナップである。どういうわけか私はこのラクシフローラが好きで、とても魅せられてしまうのだ(似たようなフェッシェンコイはそこまでではないが)。
この冬、近隣のあちこちでラクシフローラK. laxifloraは戸外越冬した
復活!? バイオリウム [others]
以前も紹介した東京農大というか進化生物研というか、とにかくそこにある温室、バイオリウムへ再び行ってきた。前のブログ記事では訪問してがっかりしたようなことを書いたが、実はその後も某氏の情報に釣られて訪れている。今回もまたカランコエが充実していたとの同氏の情報による再訪である。(Yさん、いつも感謝しております。なんか結局1年おきに行っている気がする。)
施設の細かな情報は省くとして、食と農の博物館側からの入り口から入ってすぐ左手がカランコエコーナー(実際はマダガスカルエリア)である。前回報告した時に比べ月兎耳と不死鳥以外の種は状態がかなり良くなっていて、種数も若干増えていた(前回8種→今回14種ほど)。
中でも目を引いたのはガストニス・ボニエリとセイタカベンケイの大型開花株である。特に大きな葉は長さ40cmを超えるのではなかろうか。しかもガストニス・ボニエリは基変種とvar. ankaizinensisの2変種ともある(開花しているのは基変種のみ)。花はかなり大きく、スケールを持っていかなかったのが悔やまれる。
その他にもシンセパラと殆ど咲き終わっていたがロゼイの花も見られた。シンセパラも以前は申し訳程度にまだ植えて間もないような株があったに過ぎないのだが、今回は葉の異なる2タイプの大型個体がそこそこあった。ベハレンシスは全て基変種であったが、葉の茂り具合や幹の確かさなど状態がかなり良かった。それと1株だけプベスケンスがあり、花序が発達していた。またひとつ不可解なものがあって、最初は徒長したキンチョウ(錦蝶)かと思ったのだがライジンガリのような即座に分からないものであった。
中でも目を引いたのはガストニス・ボニエリとセイタカベンケイの大型開花株である。特に大きな葉は長さ40cmを超えるのではなかろうか。しかもガストニス・ボニエリは基変種とvar. ankaizinensisの2変種ともある(開花しているのは基変種のみ)。花はかなり大きく、スケールを持っていかなかったのが悔やまれる。
その他にもシンセパラと殆ど咲き終わっていたがロゼイの花も見られた。シンセパラも以前は申し訳程度にまだ植えて間もないような株があったに過ぎないのだが、今回は葉の異なる2タイプの大型個体がそこそこあった。ベハレンシスは全て基変種であったが、葉の茂り具合や幹の確かさなど状態がかなり良かった。それと1株だけプベスケンスがあり、花序が発達していた。またひとつ不可解なものがあって、最初は徒長したキンチョウ(錦蝶)かと思ったのだがライジンガリのような即座に分からないものであった。
売り物の月兎耳を除いて今回見た種は前回もあったキンチョウ、ヒルデブランティ、ミロティ、ベハレンシス、不死鳥、ロゼイ、シンセパラ(2タイプ)の他に紅唐印、ブラクテアータ、プベスケンス、セイタカベンケイ、ガストニス・ボニエリ(2変種)、不明種が見られた。
やはりここは定期的に訪れるべき施設のようだ。ペースはともかく今後も通い続けることになるだろう。
やはりここは定期的に訪れるべき施設のようだ。ペースはともかく今後も通い続けることになるだろう。
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